冬・冬越し(11月中旬~2月)
冬は多くの観葉植物は休眠状態です。
置き場所
太陽の光が弱まって光線不足になりがちです。
強い光を望む種類は窓辺でガラス越しの光線にあて、弱い日差しでもよい種類でも日中はレースのカーテン越しの光線をあてるようにします。
ただ、夜間はとても冷えるので、部屋の中央に移動させたり、厚いカーテンをひいて冷気から守るようにします。
寒さに特に弱い植物は、夜間はビニール袋をかぶせたり、発泡スチロールの箱の中に入れて新聞で覆ったりなどの保温をするとよいです。
暖房器具やエアコンの風が当たる場所に置くのは避けます。
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水やり
冬は植物の生長がゆっくりなので、根が鉢土の水分をあまり吸収しないため、水やりは控えめにします。
乾燥に強い種類は表面の土が乾いてから2~3日待って与えるぐらいでよいです。
また、温度が保てないときは水やりを控えて休眠状態にして耐寒力をつけさせることもできます。生命活動をおさえて厳しい寒さを乗り越えさせます。
ただ、水やりを控えると室内が乾燥しているので、葉から水分が奪われ、葉がしおれたりしますので、時々日中の暖かい時間に葉水や霧水をするとよいです。
病害虫
病害虫も弱まっていますが、カイガラムシなどが発生することがあります。寒さで株が弱っていると病害虫の被害を受けやすいので気をつけます。
植え替え、株分け
冬は植え替えや株分けを行いません。根ぐされをおこしたりした場合も保温して、春になってから植え替えるようにします。
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