観葉植物の用語集
観葉植物を育てる上で知っておくと役立つ言葉の解説をしています。意味がわからない言葉がありましたら参考にして下さい。
ウォータースペース
鉢の上辺と鉢土の間の空間のこと。
水を与えた時に一度水がとまり、少しずつ土の中に水分を染み込ませるスペース。小~中鉢の場合は1.5cm~2cmが目安。
置き肥(おきひ)
肥料を施す方法のひとつ。固形有機質肥料や、粒状の化成肥料を、鉢土の上に置いたり、少々埋め込む方法。水やりのたびに、肥料分が溶け出して、徐々に効果が現れる。
塊茎(かいけい)
株の地下茎が肥大して塊状になった状態のこと。
株元(株元)
植物の根に近い部分。
気根(きこん)
茎や枝幹から地上に露出した根のこと。植物体を支えたり、水分や酸素を吸収して、生長に役立てる働きなどをする
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切り戻し(きりもどし)
姿を整えたり、新しい芽を出させるため、伸びすぎた枝や茎を剪定すること。
霧水(きりみず)
枝、茎、葉などに霧吹きで少量与える水のこと。主に、湿度を高めるために行う。
更新(こうしん)
古い親株からさし木や取り木などで新しい苗を作りその苗を育てること。
挿し床(さしどこ)
挿し木をする、用土を入れた鉢のこと。
挿し穂(さしほ)
挿し木をするために切り取った枝や茎葉の一部分。
挿し木(さしき)
枝の一部分を切り取って、土中に挿して発根・発芽させる繁殖方法のこと。
下葉(したば)
茎や枝の下部についている葉のこと。植物の多くは枝や茎の上部に生長力が集まるようになっていて、下葉ほど枯れやすい傾向があります。
整姿(せいし)
込み合った枝を透かして整理するために、枝を一部切ること。 剪定(せんてい)
茎や枝を切ること。生長しすぎたり、必要なくなった枝などを刈り込んで、形を整える。
節間(せっかん)
葉が茎につく部分の間隔。
着生(ちゃくせい)
気根などを出し、樹木や岩などに、根をはりつけて生育すること。
追肥(ついひ)
植物が育っていく途中に与える肥料。肥料が元肥だけでは不足するので、生長期に肥料を与え
る。 摘芯(てきしん)
枝や茎の先端を摘み取って、脇から新しい芽が出るようにする方法。より収穫を多くしたり、姿を整える目的で行う。
徒長(とちょう)
枝や茎が軟弱に異常に長く伸びてしまうこと。光量不足、肥料不足、過湿などが原因でおこる。
根腐れ(ねぐされ)
根が腐ること。根詰まりだったり、水や肥料の与えすぎ、水はけの悪さ、病虫害などが原因で起りやすい。 根詰まり(ねづまり)
鉢土の中が根でいっぱいになってしまった状態のこと。水や肥料が行き渡らず、空気も通らないため、根腐れの要因となる。
根鉢(ねばち)
根とそのまわりについた土のこと。鉢から、株を抜いたときに残った根と土が固まって鉢のかたちをしている状態。
葉挿し(はざし)
植物の繁殖方法のひとつ。1枚の葉を切り取り、挿し床に挿して発根・発芽させる。主に多肉植物等に用いる方法で、一度にたくさん増やせる利点がある。
鉢上げ(はちあげ)
挿し木した苗、または実生苗を挿し床から鉢に植え替えること。
葉水(はみず)
葉に水を与えること。霧吹きなどで与え、空中湿度を高めたり、葉の表面の汚れやホコリを流し落とす効果がある。
葉焼け(はやけ)
強い直射日光に当たったときなどに起こる障害で、葉が痛んで茶色や黒色に変色したり、枯れる状態。
表土(ひょうど)
鉢土の表面部分。
斑入り(ふいり)
葉に白や淡緑色、黄白色の縞や斑点などが葉に現れる品種のこと。
ヘゴ仕立て(へごしたて)
つる性植物を鉢植えにする時に、植物体を支えるため、鉢の中心に、シダ植物の一種の茎を製材加工した「ヘゴ」を立てて誘引、固定する仕立て方のこと。
ヘゴ棒(へごぼう)
大型のシダ植物のヘゴの茎を直方体に切った園芸資材で、ヘゴ仕立ての際に用いられる。薄い板状に製材したものは、ヘゴ板と呼ぶ。
朴物(ぼくもの)
幸福の木、ドラセナ、ユッカなどの太幹を丸太状に切り分け、挿し穂として幹を鉢に植え込んで発根させ芽吹かせた鉢物のこと。
実生(みしょう)
種をまいて発芽させること。種から育てたもののことを、「実生苗」という。
水上げ(みずあげ)
挿し芽や挿し木の際に活着をよくするために、あらかじめ挿し穂の切った部分を水に浸し、水分を十分に吸収させること。
木質化(もくしつか)
葉の表面にリスニングという物質が作られ、茎が木のように硬くなること。(リグニンとはセルロースなどと結合して存在する高分子化合物)
葉柄(ようへい)
茎と葉身との間の細い部分のこと。葉身を支える役割と、茎と葉身との間の水分や養分の通り道になる役割がある。
葉脈(ようみゃく)
葉身の中を張り巡っている維管束のこと。つまり、水分や養分が流れる管のこと。
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