病害虫対策
観葉植物は他の植物に比べると病害虫の被害は少ないです。
葉先が枯れたり、下葉が黄色くなったり、植物の元気がない場合は、環境や手入れ方法を見直してみます。
日当たりや水やり、肥料などを改善すれば元気になる場合も多いです。
ただ、環境や手入れをきちんとしていても病害虫の被害を受けてしまうことはあります。
病害虫の被害を最小限にするには早く発見をしてすぐに対策をすることが大切です。
害虫は葉裏や株元など見えにくい場所につきやすいです。水やりのときなどに葉に触れたり、枯れた葉などをとり除いたりしながら、チェックをしましょう。
観葉植物に発生しやすいのはアブラムシとカイガラムシ、ハダニです。
アブラムシはハケなどで払い落したり、軍手をして手でつぶします。流水の下で葉を洗い流したり、薄めた牛乳をスプレーでかける方法もあります。
薬剤を使う場合はスミチオン乳剤などで駆除できます。
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カイガラムシはティッシュペーパーなどでこすり落としたり、古い歯ブラシなどで落とします。カイガラムシ専用のスプレー殺虫剤などを撒き、しばらくしたったら洗います。
ます。
一度つくとなかなか退治しにくい厄介な害虫なので、定期的にチェックします。
ハダニは流水の下で葉を洗い流したり、薄めた牛乳をスプレーでかける方法もあります。駆除するには、ケルセン乳剤などを使用します。
観葉植物がかかる主な病気としては
うどんこ病、炭そ病、斑点病、、灰色かび病、軟腐病などがあります。
うどんこ病は葉が粉を振りかけた用に白くなります。
炭疽病は葉の表面に楕円形の病斑ができ、その部分から枯れてきます。
斑点病は葉の表面に、斑点状の病斑がつきます。
灰色かび病は葉や茎に灰をふりかけたようなカビが発生します。
軟腐病は茎や根が油浸状になり腐って悪臭がします。
いずれも病気の葉を取り去り、鉢を風通しのよい場所に移し、ほかの植物にうつらないように鉢を離します。
うどんこ病、炭そ病、斑点病、、灰色かび病などは、マンネブダイセンM、トップジンMなどを散布しておきます。
軟腐病は腐った場所を完全に取り除き、ストレプトマイシンを散布します。腐った場所は感染するので土ごと焼却します。
最近はいろいろなタイプの薬剤がありますので、薬剤を取り扱う際には使用上の注意をよく読み使用する様にしましょう。
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