植え替え
植え替えの必要性
通常の観葉植物は2、3年に一度植え替える必要があります。
鉢穴から根が出てきたり、鉢土の表面が盛り上がって根が顔を出したりしたら鉢の中が根でいっぱいになっています。
水を与えても、水が鉢土になかなかしみ込みません。
また、長い間植え替えをしていないと土の微生物や栄養分が減っていますので、生育が悪くなります。
葉のつやが悪くなり、葉先が枯れこんできたりしたら、早めに植え替えます。
時期
観葉植物の植え替えは、冬場を除いておこなえますが、一般には5月から6月頃が最適になります。
春の早めに行うと寒さがぶり返した時の管理が難しく、夏場は暑さ対策が必要です。
秋は寒さに向かうので、植え替え後の回復が間に合わなくなる恐れがあります。
ただし、根土をくずさずに、一回り大きめの鉢に植え返す程度なら季節を問わず行えます。
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用土
初心者の方は観葉植物用にブレンドされた用土を使えばば、そのまま使えて便利です。
観葉植物の種類によっても多少異なり、その植物専用の用土も売られてますので探してもいいとと思います。
保水性、排水性がよく肥沃な土が基本です。
一般には赤玉土(小粒)、ピートモス、パーライト、バーミキュライトなどが配合されています。ぐらいの用土を使用するとよいです。
植え替えの方法
作業がしやすいように前日の水やりは控えます。
観葉植物を鉢から抜きます。
周りの土を薄く取り、痛んだ根は取り除きます。
一回り大きな鉢を用意します。
植え替える鉢に底網とごろ土を入れて、新しい用土を鉢に入れます。
培養土を鉢の半分ほど入れて、株を置き、さらに培養土を入れます。
鉢の縁を手でたたいたり、ゆすったりすると土がすき間なく入ります。
植えつけ後はたっぷりと水をあげます。
株をあまり大きくしたくない場合は同じ大きさの鉢に植え替えます。
そのとき鉢から抜いた株の土の底を全体的に3分の1ぐらい落とし、長すぎる根や傷んだ根を切り詰めて、植え替えます。
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